変形地の間取りは難しい?理想の暮らしを叶える設計の考え方と会社選びのヒント
土地探しをしていると、相場よりも少し価格が抑えられた「三角地」や「台形地」、あるいは「旗竿地」といった変形地に出会うことがあります。
「予算内で希望のエリアに住めるけれど、こんな形の土地にちゃんとした家が建つのかな…」
「変な形の間取りになって、住みにくくなるのは嫌だな…」
そんな不安を感じて、購入を躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
私たちTRUNK HOME(トランクホーム)は、豊田市や岡崎市、長久手市などを中心に家づくりをお手伝いしていますが、実は変形地こそ、設計の工夫次第で「世界に一つだけの豊かな住まい」に化ける可能性を秘めています。
今回は、変形地で後悔しないための間取りの考え方と、本当に設計力のある住宅会社の見極め方についてお話しします。

変形地で起きやすい「後悔」とは?
まず、なぜ変形地での家づくりが「難しい」と言われるのか、その理由を知っておきましょう。一般的な四角い土地と同じ感覚でプランニングを進めてしまうと、以下のような不満が出やすくなります。
- 家具が配置しにくい:壁が斜めだったり部屋の角が鋭角になったりして、ソファやベッドが綺麗に収まらず、リビングが落ち着かない空間になってしまう。
- 収納が使いにくい:余ったスペースを無理やり収納にした結果、細切れで奥行きのない「使えない収納」が増えてしまう。
- 室内が暗い:駐車スペースの確保を最優先にした結果、南側の光が入る場所を車に占領され、LDKが一日中薄暗くなってしまう。
- 無駄なコストがかさむ:デッドスペース(使えない空間)が増え、その分の床面積が無駄にコストを押し上げてしまう。
これらはすべて、土地の形状に振り回されてしまい、「暮らしの優先順位」を見失った結果起こることです。
変形地の間取りは「中心→周辺」の順で考える
変形地でも、のびやかで心地よい家を実現するためには、考える「順番」が非常に重要です。パズルのように隙間を埋めるのではなく、暮らしのコア(核)から決めていきましょう。
1. 家族が一番長くいる場所(LDK)を決める
土地の形にとらわれすぎず、まずは「ここでご飯を食べたら気持ちいいだろうな」「ここで寛げたら最高だな」と思える、光と風の抜ける一番良い場所をLDKとして確保します。
2. 光と風を入れる方向を定める
隣家の窓の位置や道路からの視線を考慮し、どこに窓を開ければプライバシーを守りつつ光を取り込めるかをシミュレーションします。
3. 個室・水回り・収納を調整する
LDKが決まってから、残りのスペースに個室や水回りを配置します。変形部分をトイレや洗面、パントリーなどに充てることで、居室はきれいな四角形を保つことができます。
4. 最後に外構と駐車を“生活動線”で整える
特に豊田市や岡崎市、みよし市などのエリアでは、車は生活の必需品です。しかし、車のために人間が我慢する必要はありません。建物と駐車スペースを一体で考え、毎日の出入りがスムーズになるよう整えます。
設計の工夫:変形を“個性”に変えるTRUNKの視点
私たちTRUNK HOMEでは、変形地を「ネガティブな条件」ではなく、「その土地だけの個性」と捉えます。
- 斜めの壁はつくらない:無理に敷地に合わせて建物を斜めにするのではなく、あえて直線の「気持ちいい空間」をつくり、余白(敷地と建物の隙間)を庭として楽しみます。
- 余白に「用途」を与える:建物から少しはみ出た変形部分は、ただのデッドスペースにするのではなく、土間収納や書斎、あるいは坪庭として、暮らしに彩りを与える場所に変えます。
- 「抜け」をつくる:中庭や高窓を効果的に配置し、視線が遠くへ抜けるように設計することで、実際の面積以上の広がりを感じさせます。
設計が得意な会社の見分け方(チェックリスト)
変形地での家づくりを成功させる最大の鍵は、パートナー(住宅会社・工務店)選びです。以下のポイントをチェックしてみてください。
提案の質を見る
- 1つの案だけでなく、「こういう考え方もあります」と代替案を出してくれるか?
- 「なぜここに窓があるのか」「なぜここがキッチンなのか」、採光や通風の根拠を現地条件に基づいて説明できるか?
- 建物だけでなく、外構(庭・駐車場)まで含めてトータルで設計されているか?
打合せの進め方を見る
- あなたの要望をただ聞くだけでなく、プロの視点で優先順位を整理してくれるか?
- 「この土地にはこういうデメリットがあります」と先に伝え、その上で具体的な対策を示してくれるか?
豊田市周辺で意識したい「現実的な条件」
愛知県内、特に豊田市・岡崎市・安城市エリアでの家づくりでは、以下の地域特性も考慮する必要があります。
●駐車スペースの比重が大きい
夫婦で車2台、来客用で1台など、広い駐車スペースが必要です。変形地の場合、車の配置計画が建物の形状に直結するため、最初から外構計画をセットで考えることが不可欠です。
●隣家との距離感
住宅街では隣家が近く、1階への採光が難しいケースも多々あります。その場合、吹き抜けや2階リビングの検討など、土地の条件に抗わず「光をどう捕まえるか」の柔軟な発想が求められます。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 変形地だと建築費(坪単価)は上がりますか?
- 一概には言えませんが、土地の形状に合わせて複雑な基礎や外壁が必要になる場合、コストが上がる可能性はあります。しかし、土地代自体が安く抑えられることが多いため、トータルコスト(土地+建物)で見れば、予算内でこだわりの家が建つケースも多いです。
- Q2. 変形地特有のデッドスペースは必ず出てしまいますか?
- 確かに四角い土地よりは出やすい傾向にあります。しかし、TRUNK HOMEではそれを「無駄」にするのではなく、外部収納や植栽スペース、あるいは趣味のコーナーとして「意味のある余白」に変えるご提案をしています。
- Q3. まだ土地が決まっていないのですが、先に土地を買っても大丈夫ですか?
- 変形地の場合は特に、「その土地で理想の暮らしが叶うか」という判断が難しいため、購入前にご相談いただくのがベストです。「この土地なら、こういう家が建ちますよ」というプランの当たり(ラフプラン)をつけてから購入判断をされることを強くおすすめします。
変形地を「自分らしい景色」に変えるご提案
変形地は、「難しいから妥協する土地」ではありません。素材感のある内装と、敷地の形状を活かした植栽計画によって、整った四角い土地では味わえない、あなただけの「居場所」をつくることができます。
TRUNK HOMEでは、土地探しからのご相談も承っております。気になる土地がある方、あるいは土地探しで難航している方は、ぜひ一度ご相談ください。
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