旗竿地はやめるべき?メリットと後悔を分ける設計の工夫
土地探しをしていると、相場よりも少し安く、魅力的な価格で出ている土地を見かけることがあります。
図面を見ると、道路に接する入り口が狭く、奥に敷地が広がっている形……いわゆる「旗竿地(はたざおち)」や「敷地延長」と呼ばれる土地です。
「形がいびつだし、やめた方がいいのかな?」
「日当たりや車の出し入れが心配」
そんなふうに候補から外してしまう方も多いですが、実は旗竿地は、設計の工夫次第で「プライベート感あふれる隠れ家のような住まい」に化ける可能性を秘めています。
今回は、愛知のデザイン注文住宅ブランドTRUNK HOMEが、旗竿地で後悔しないためのチェックポイントと、デメリットを魅力に変える設計のヒントをお伝えします。

旗竿地は「合う人には強い」土地
旗竿地とは、竿(さお)についた旗のような形をした土地のこと。一般的に整形地よりも価格が抑えられる傾向にあり、その分を建物やインテリアの予算に回せるのが最大の魅力です。
しかし、メリットは価格だけではありません。
- 静かな住環境:
道路から建物までの距離があるため、車の走行音や通行人の視線が届きにくく、静かで落ち着いた暮らしが叶います。 - アプローチの演出:
道路から玄関までの長い通路(竿部分)を活かし、植栽や照明で演出することで、家に帰るまでの「気分の切り替え」ができる美しいアプローチを作れます。 - プライベート感:
奥まっている地形を活かし、周囲の喧騒から切り離された、自分たちだけの空間を作りやすいのが特徴です。
後悔しやすいポイントと、現地でのチェック項目
もちろん、デメリットがないわけではありません。
豊田市や岡崎市のように、移動に車が欠かせないエリアでは、特に「駐車計画」が死活問題になります。
購入を決める前に、必ず現地で以下のポイントを確認しましょう。
1. 駐車と動線のリアルなシミュレーション
図面上の幅だけでなく、実際の「感覚」が大切です。
- 竿部分の幅:
車種にもよりますが、幅が2.5m〜3mギリギリだと、毎日の駐車やドアの開閉にストレスを感じる可能性があります。 - 切り返しの余地:
敷地内で車を方向転換できるスペースがあるか? バックで長い距離を入れる必要があるか? 運転スキルと照らし合わせて確認が必要です。 - 自転車や来客時の対応:
自分たちの車だけでなく、自転車の通り道や、友人が来たときに停めるスペースが確保できるかも重要な視点です。
2. 採光と通風の条件
四方を隣家に囲まれているケースが多いため、1階の日当たりが悪くなりがちです。
「隣家の窓の位置」や「将来建て替えで高くなる可能性」を含めて、どの方角に空への「抜け」があるかを確認します。
デメリットを「魅力」に変える設計の工夫
ネガティブな要素も、TRUNK HOMEの設計視点を通せば、豊かな暮らしの要素に変わります。
設計で光と風を導く
1階が暗くなりそうなら、無理に南向きにこだわらず、「2階リビング」や「吹き抜け」を検討します。
また、建物をコの字型にして「中庭」を設ければ、外からの視線を気にすることなく、空から降り注ぐ光を独り占めできます。
「囲まれている」ということは、裏を返せば「守られている」ということ。その安心感を活かした設計がポイントです。
外構で「ただの通路」を「自慢のアプローチ」へ
竿部分をコンクリートで固めるだけでは、無機質で圧迫感のある通路になってしまいます。
TRUNK HOMEでは、この通路を「路地庭(ろじにわ)」のように捉えます。
足元を照らす優しい照明、季節を感じる植栽、質感のある舗装材。
仕事から帰ってきてその小道を通るたびに、心がふっと緩むような景色を作る。
それは、道路に面した整形地では味わえない、旗竿地ならではの贅沢です。

TRUNK HOMEのご提案
旗竿地こそ、TRUNK HOMEが得意とする「家と庭のトータル提案」が最も活きる場所です。
私たちは、土地の形状をネガティブに捉えることはありません。
「この長いアプローチがあるから、玄関を開けた時にワクワクできる」
「奥まっているからこそ、無垢の床やしっくいの壁に包まれた静かな時間が流れる」
そんなふうに、土地の個性を肯定し、予算内で賢く、デザイン性の高い住まいを実現するお手伝いをさせていただきます。
よくあるご質問
Q1. 旗竿地は将来売りにくいですか?
A. 一般的には整形地に比べて好みが分かれるため、売却に時間がかかるケースはあります。しかし、「駐車がしやすい工夫がある」「アプローチがおしゃれ」「プライバシーが守られている」といった付加価値があれば、評価は大きく変わります。
Q2. 防犯面が心配です。
A. 奥まっているため死角になりやすい側面はあります。だからこそ、外構計画での照明(センサーライトや足元灯)や、砂利を敷いて音が出るようにするなど、デザインと兼ねた防犯対策をご提案します。
Q3. 土地が安い分、他に費用はかかりますか?
A. 状況によりますが、水道管やガス管を長い距離引き込む工事費や、外構(フェンスや舗装)の面積が増えることで費用がかさむ場合があります。土地代+付帯工事費のトータルバランスで見ることが大切です。
その土地を買う前に、プロの「読み」を
旗竿地は、ハマれば最高のコストパフォーマンスと満足度が得られますが、判断を誤ると後悔につながりやすい土地でもあります。
だからこそ、「買う前の読み(シミュレーション)」が重要です。
「気になっている旗竿地があるけれど、理想の家が建つか不安」
そんな方は、契約前にTRUNKの「土地探し相談会」へお越しください。
現地条件をプロの目で見極め、メリットとリスクを隠さずお伝えします。
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