高低差のある土地の造成費|どこで増える?購入前に見るべき注意点

2026/01/05(月) 家づくりのこと

土地探しをしていると、相場よりも魅力的な価格で出ている「高低差のある土地」を見かけることがあります。

特に豊田市や日進市、長久手市などの丘陵地が多いエリアでは、道路よりも敷地が高くなっていたり、逆に低くなっていたりするケースは珍しくありません。

「見晴らしが良くて素敵!」と心が踊る一方で、「造成工事にお金がかかると聞くけれど、本当にお得なんだろうか…」と不安を感じる方も多いはずです。

結論から言うと、高低差のある土地は「土地代+造成費」のトータルバランスを見極めることが何より重要です。

今回は、私たちTRUNK HOME(トランクホーム)がプロの視点で、造成費が増えやすいポイントと、購入前に現地で確認すべきチェックリストを解説します。

 

 

 

なぜ高くなる?造成費が増えやすい代表的なポイント

 

「造成費」と一口に言っても、その内訳は土地の状態によって様々です。予算オーバーを防ぐために、どこに費用がかかるのかを知っておきましょう。

1. 擁壁(ようへき)・土留めの工事

土が崩れないように壁を作る工事です。すでに古い擁壁がある場合でも、「現在の法律(建築基準法など)に適合していない」「強度が不足している」となれば、やり直しや補強が必要になり、数百万円単位の費用がかかることもあります。

 

2. 土の搬出・搬入(残土処分)

家を建てる平らな面を作るために、余分な土を捨てたり(切土)、逆に足りない土を入れたり(盛土)する必要があります。土を捨てる処分費や、運搬するトラックの費用も意外と大きな出費になります。

 

3. 車の勾配(スロープ)対応

ここ愛知県、特に豊田市・岡崎市周辺では車生活が基本です。道路と敷地に高低差がある場合、車が底を擦らないように緩やかな勾配を作る必要があります。コンクリートの面積が増えたり、土を削る量が増えたりする要因になります。

 

4. 排水計画の難しさ

雨水や生活排水を道路の下水道管に流す際、高低差によってはポンプアップが必要になったり、配管の距離が長くなったりして、設備工事費が上がることがあります。

 

 

「安い土地」が高くつく?現地で見るべきチェックリスト

 

図面上の数字だけでは、実際のコスト感は掴めません。候補地を見に行く際は、以下のポイントを必ずチェックしてください。

  • 前面道路との関係:道路から敷地への入り口に大きな段差はありませんか?また、道路自体が坂道になっていませんか?
  • 隣地との境界:お隣との間にブロック塀や擁壁はありますか?その壁にひび割れや傾きはありませんか?
  • 水の流れ:雨が降った後、敷地に水たまりができていませんか?周囲の雨水が流れ込んでくる地形ではありませんか?

 

 

設計と外構で解決するTRUNK HOMEの工夫

 

造成費がかかるからといって、高低差のある土地が「悪い土地」というわけではありません。私たちTRUNK HOMEは、その高低差を「設計の力」でポジティブな個性に変えるご提案をしています。

 

 

無理に平らにしない「段差を活かす」設計

 

敷地全体を平らにしようとすると造成費が跳ね上がります。あえて段差を残し、低い位置にガレージ、高い位置に玄関やリビングを配置することで、造成費を抑えつつ、ドラマチックなアプローチ空間をつくることができます。

 

 

外構と植栽で「景色」をつくる

 

コンクリートの高い壁がそびえ立つと圧迫感が出ますが、植栽(緑)を組み合わせることで、段差を美しい「斜面の庭」に変えることができます。家の中から見える景色に立体感が生まれ、平坦な土地では味わえない豊かな眺望が手に入ります。

 

 

豊田市周辺だからこそ意識したい「暮らしの動線」

 

このエリアでの暮らしにおいて、忘れてはならないのが「車から玄関までの動線」です。

高低差がある土地では、階段の上り下りが発生しがちです。毎日のお買い物、お子様を抱っこしての移動、老後のこと…。
これらを想像した上で、「苦にならない階段の段数」や「雨に濡れないルート」を確保できるかどうかが、永く住みやすい家になるかの分かれ道です。

 

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. 造成費の目安はどれくらいですか?
非常に難しい質問ですが、数十万円で済む場合もあれば、擁壁のやり替えで数百万〜1,000万円近くかかるケースもあります。土地ごとに条件が全く異なるため、一般的な坪単価などの目安だけで判断するのは危険です。
Q2. 擁壁がすでにある土地なら安心ですか?
一概に安心とは言えません。古い擁壁には「検査済証」がないものもあり、その場合は安全性の証明や補強工事が必要になることがあります。購入前に必ずプロに見てもらいましょう。
Q3. 予算が厳しいのですが、高低差のある土地は避けるべき?
土地代が相場よりかなり安ければ、造成費を足してもトータルでお得になる可能性は十分にあります。「造成費」をネガティブに捉えすぎず、設計の工夫でカバーできる範囲かどうかを検証することが大切です。

 

 

その土地、「買い」かどうか一緒に見極めませんか?

 

高低差のある土地は、造成費という「見えないコスト」のリスクがある一方で、設計次第でどこにもない素敵な住まいになるポテンシャルを秘めています。

大切なのは、土地の契約前に「トータルの予算」と「実現できる暮らし」を正しく見立てること。
気になる土地がある方も、これから土地探しを始める方も、まずはTRUNK HOMEへご相談ください。

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